加藤商店のルーツ

「加藤商店」は昭和11年(1936年)北山酒造を独立した、祖父・祖母により、今の表通りに創業。昭和11年と言えば、二・二六事件が起きたり、国会議事堂が建設された年でもあります。
当時は味噌、醤油の販売から始まり、昭和16年から始まった第二次世界大戦中は祖母が配給など、お店を切り盛りしていました。
昭和25年には酒・たばこ・塩などの販売権を取得し、店舗を改装しました。

昭和11年創業当時の姿。まだ扱う商品も少なく、シンプルな佇まい。

昭和30年有限会社加藤商店を設立、雑貨やパン、アイスクリームなど、それまでの取扱商品を大幅に拡大。現在で言う所のコンビニエンスストア的な存在に。昭和40年代に入り、現在の代表三代目である私たち兄弟が誕生。
世界は原油価格の上昇によるオイルショックに。昭和56年になると二代目の父が代表取締役となり、市内の配達業務を拡大しました。

酒やタバコ、塩など商品も増え、店構えもだいぶ賑やかに。たばこの看板は当時の野球少年達の的になったとか。

祖母と父。店頭には大量に積み重ねられた缶詰が見える。

加藤商店の歴史

KATOSHOTEN 第1章

1936 初代 加藤七郎、妻ゆきよが北山醸造を独立し今の表通りに加藤商店を創業。味噌、醤油の販売から始まる。戦争当時、配給などお店は祖母が切盛り。 
1942 6月 二代目 隆志の誕生。叔母達も一緒に家族経営。
1950 酒、たばこ、塩の販売権を取得し店舗をリニューアル。
1955 有限会社 加藤商店を設立し雑貨やパン、アイスクリームなど今までの取り扱い商品アイテムを拡大。現在のコンビニエンスストアの原型となる。
1971 11月 公彦の誕生。冬期オリンピック。「新婚さんいらっしゃい!」放送開始。
1973 11月 和理の誕生。世界ではオイルショック。巨人が初V9の達成!
1981 二代目 加藤隆志が代表取締役に就任し市内の配達業務を拡大。
1998 優弥&麻由佳誕生。この頃から近隣にマンション建設ラッシュ。
1999 加藤商店の一角に立ち『飲み処 希有』を開店し飲食業をスタート。
2003 住居転居にともない加藤商店を移転、現在の場所になる。
2006 三代目 加藤和理が代表取締役に就任。母 美智子と現在に至る。
2017 3月 優弥&麻由佳高校卒業。ちなみに公彦はサラリーマンを同期卒業。
4月 創業82年目として初代 七郎の命日に合わせ加藤商店リニューアルオープン。
祖父 七 郎 ⋯ 1912年(明治45年)北海道美唄市に生まれ。7番目なので名前決まる。趣味はシェパードで犬ぞりレース。祖母も乗せらたが豊平橋のカーブが曲がり切れず飛ばされたとの事。
祖母 ゆきよ ⋯ 1914年(大正3年)宮城県古川市生まれ。友の親戚を頼りに札幌へ。今の平岸(リンゴ農園)で暮らし、女中の見習いで北山醸造で祖父と出会う。
父  隆 志 ⋯ 1942年(昭和17年)札幌生まれ。高校(光星)を卒業後、直ぐ加藤商店を継ぐ。趣味は伝書鳩。稚内や仙台に鳩を送り自宅まで帰って来たと言う。

KATOSHOTEN 第2章

2017 初代 平成29年6月12日、本店リニューアルオープン(1Fのみ)
2018 11月 北海道十勝管内大型リゾート施設センター内に『おむすびや Wabi』を開業。家族で半年占冠村に移り住むが、忙しい日は営業終了後、本店のヘルプに!→占冠村へ。この年、娘20才の成人式は営業日の為欠席。
2019 3月 半年120日連勤の大記録!
6月 札幌市白石区の大型商業施設内にテイクアウト専門店『katoshoten』開業。
2020 有限会社 コロナ渦で外出の規制営業制約があり、テイクアウトの需要が高まる。
2021 5月 毎日お弁当を買いに来てくださるお客様の紹介で、札幌市民ギャラリーにカフェ『KATOSHOTEN』オープン!
7月 札幌の中心部ル・トロワ(旧マルサ)にてテイクアウト専門店『katoshotenル・トロワ店』オープン。第2波、第3波とコロナウイルスが押し寄せる中、営業出来ない日が続くがテイクアウト専門店が頑張ってくれる。
2023 1月 加藤商店製造販売部を作り、札幌駅中の北の四季マルシェにお弁当卸業を開始!
3月 大手醤油メーカとのコラボ企画、子供に目を向けた「おむかえごはん」プロジェクトをスタート!小さな保育園や市内14店舗を持つ企業保育園など様々な保育園で実証実験を行う。
9月 某大学栄養学科コラボ企画、塩分2g未満のサラダを開発。コロナ渦において実習出来なかった学生向けプロジェクトをル・トロワ店にて実験し、お客様の前に立ち販売する企画。この年の卒業論文に!
2024 7月 札幌で150年の歴史のある酒造メーカー日本清酒初企画「地域のお酒」お東さんを共同開発。限定1000本/ネット販売無しで、地域の酒屋、飲食店のみへ販売し、創成イーストに足を運んで頂く企画。この地域の若者が販売者に!
9月末 『KATOSHOTEN本店』営業終了!! 単月過去最高売り上げにて閉幕!
加藤商店代表取締役 加藤和理 解任。自由な身に!
加藤商店開店から88年目、4世代にわたり大航海中!To be Continue...

KATOSHOTEN 第3章

2024 12月 加藤商店代表取締役 加藤公彦就任。本社を大通り東4丁目1番地 北海道新聞社ビル1Fへ。
2025 2月20日『KATOSHOTEN』グランドオープン!

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